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アテネ五輪バドミントン女子ダブルス日本代表
中山智香子/吉富桂子ペア
(2004.08.16)
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2004年5月6日、アテネ五輪女子ダブルス日本代表と発表された中山智香子/吉富桂子ペアの2003年5月1日から2004年4月30日までの出場権獲得チャレンジをまとめてみます。世界ランキング(WR)は、2004年5月1日付け。 |
グレード |
大会名 |
他国五輪代表予定ペアとの対戦結果1 |
大会最終日 |
成績 |
他国五輪代表予定ペアとの対戦結果2 |
人材豊富な日本の女子ダブルスは、国内で勝ち、ナショナルチームに入るにも厳しい競争が待っています。長いラリーの応酬を制する粘りが不可欠で、スピードとパワーばかりでなく、打ち続け、拾い続けるスタミナも重要です。
中山智香子/吉富桂子ペアは、それぞれの長い経験の集大成として、ふたりのバドミントンを作り上げたペアです。攻撃主体の中山選手、打たせて守り勝つタイプの吉冨選手。ふたりが組んで、中山選手は粘りを、吉冨選手は攻撃を伸ばし、オールラウンドなペアが完成しました。
中山智香子選手は、1975年8月30日、北海道生まれ。北海道
神居古潭小学校、神居古潭中学校、北海道 旭川実業高校を経て、三洋電機バドミントン部所属の28才(アテネ五輪開催時)。左利き。五輪初出場。
おもな戦績(特に記していなければ女子ダブルス)は、2年〜3年時、全国中学校大会優勝。ウィンブルドンジュニア1990優勝。中学3年〜高校1年時、全日本ジュニア優勝。世界ジュニア1991ベスト4。ヨーロッパジュニア1992準優勝。2年時、全国高等学校選抜選手権大会優勝。3年時、全国高等学校選手権大会ダブルス、シングルス優勝。
全日本社会人選手権大会1997優勝。東アジア大会1997ベスト4。全日本総合1997、1999優勝。ヨネックスオープンジャパン1997、1998、ベスト8。キューバ国際1999混合ダブルス優勝。スペイン国際1999、スコットランド国際1999優勝。全日本社会人選手権大会2000、2001、全日本総合2000、2001、混合ダブルス優勝。シンガポールオープン2001、世界選手権2001、ベスト8。日本ランキングサーキット1999、2001優勝。ヨネックスオープンジャパン2002、混合ダブルスベスト8。など。(吉冨選手とのダブルスについては、下記参照。)
吉冨桂子選手(リンク先写真は中山選手の間違い)は、1975年4月8日、福岡県生まれ。福岡市立横手中学校、福岡県
精華女子高校、大阪府 四條畷学園女子短期大学、吉松歯科を経て、NEC九州バドミントン部所属の29才(アテネ五輪開催時)。右利き。五輪初出場。
国内でのダブルスのおもな戦績は、2年時、全国高等学校大会準優勝。1〜2年時、全日本学生大会優勝。全日本社会人混合ダブルス優勝。全日本総合、2000準優勝、2001優勝。ニュージーランド国際2000、オーストラリア国際2000優勝。ヨネックスオープンジャパン2001、ベスト8。など。(中山選手とのダブルスについては、下記参照。)
ふたりは、2002年からペアを組むようになり、おもな戦績は、上記表、アテネ五輪レースのほか、日本ランキングサーキット2002優勝。中国オープン2002、ベスト8。全日本社会人選手権大会2002優勝。全日本総合選手権大会2002優勝。など。
他に、ユーバー杯2002、2004日本代表。
北海道の神居古潭小学校でともにバドミントンを始め、輝かしい結果を次々出してきたパートナー、増茂孝枝選手(現マネージャー)の復帰できないほどの怪我。シドニー五輪をめざして戦った彼女との挑戦を断腸の思いであきらめた中山選手。日本代表としてペアを組んだユーバー杯予選で吉冨選手に新パートナーとしての魅力を発見しました。
一方、吉冨選手は、学生時代、バドミントンで結果を出しながらも歯科衛生技師をめざし、良き理解者によって両立がかない、続いて実業団に参加。パートナーにと望まれて、いくつかの異なるペアで大きなタイトルをゲット。大志を抱くタイプではないのにアテネ五輪オリンピアンに。不思議な20代を上へ上へと駆け抜けています。
大きな困難、苦しみも悲しみも知り、それだからこそ明るく笑い、喜びで涙できる。分かり合える幸せを胸に、信頼するふたりが全てを出し切って戦い抜くのだ。
がんばれ! 勝利の女神がふたりにほほえみますように。
【関連リンク・参考文献】
*日本バドミントン協会
アテネオリンピック情報のサイト
中山智香子選手
吉富桂子選手
*国際バドミントン連盟のサイト
World Badminton
Online
Latest
Results のサイト
*国際バドミントン連盟のサイト
World Badminton
Online
中山智香子選手(女子複)のプロフィール
*国際バドミントン連盟のサイト
World Badminton
Online
吉富桂子選手(女子複)のプロフィール
(リンク先写真は中山選手の間違い)
*三洋電機バドミントンチーム
チームメンバー 中山智香子選手
プロフィール 中山智香子選手
*NEC九州のホームページ
スポーツ振興
吉富桂子選手 壮行会(NEC九州)
*産経Web
【特集】アテネ五輪
ATHENS 2004
メダル狙える安定感 五輪バドミントン女子複 中山・吉冨組
*ヨミウリ・オンライン
地域情報とニュース
北海道発
連載・特集『アテネへの道 北の大地から』
バドミントン 中山智香子選手
*SPORTS OVERNiGHT JAPAN
「今こそ、バドミントン」
中山智香子選手と現 三洋電機チームマネージャー増茂孝枝さんについてのコラム。
*福岡県バドミントン協会
「オリンピック出場決定
吉冨桂子さん」
アテネ五輪壮行会での吉富選手の映像と声が Media Player で再生される。
*西日本新聞
アテネ五輪 連載・特集ページ DREAM
OF ATHLETE
バドミントン女子ダブルス 吉冨桂子
*くまにち.コム(熊本日日新聞社)
アテネへGO! 県関係選手の素顔
バドミントン女子ダブルス 吉冨桂子選手(NEC九州)
アテネ五輪県関係選手 特集
五輪開幕まで1ヵ月
バドミントン 吉富桂子
ウェブTV
バドミントン代表 大束、吉冨が県庁訪問、アテネでの健闘誓う
大束選手と吉富選手の映像と声が Macromedia Flash Player で再生できる。
*久留米歯科衛生専門学校
祝
吉冨桂子さん アテネ五輪出場おめでとう!!
*バドミントン情報 from 京都
全日本の大会の結果情報ならこちら。
見やすく充実の内容がうれしい。
*カレント・コラム
トマス杯・ユーバー杯代表とアテネ五輪出場
日本代表選手〜2004.9
*カレント・コラム
2003年日本のトップ選手は?
*バドミントン・マガジン 1998年12月号
「トッププレーヤーのゲームプランニング」
中山智香子/増茂孝枝ペア
*バドミントン・マガジン 1999年7月号
「CATCH UP この選手に急接近」
吉冨桂子
*バドミントン・マガジン 1999年9月号
「特別企画 カムバック」
中山智香子
*バドミントン・マガジン 1999年12月号
「Court Cruising」
中山智香子&増茂孝枝
*バドミントン・マガジン 2002年1月号
「密着!王者はこうしてつくられる」
吉冨桂子&中島暁子
*バドミントン・マガジン 2002年6月号
「spot light ラストチャンスへの決心」
中山智香子
*バドミントン・マガジン 2003年2月号
「特別企画 レベルアップの秘訣」
バドミントン日記をつけよう 中山智香子
*バドミントン・マガジン 2003年9月号
「私のとっておき」
お手製バッグとスカート 吉冨桂子
*バドミントン・マガジン 2004年4月号
「ワールドランカー名鑑」
*バドミントン・マガジン 2004年5月号
「リレーコラム」HTB北海道テレビ 橋本秀利
自分ひとりのためでなく 中山智香子
*バドミントン・マガジン 2004年6月号
「アテネ五輪代表決定」勝負はこれから!
*バドミントン・マガジン 2004年7月号
「トマス杯/ユーバー杯レビュー」
この輝きとともに前へ
「銅メダル? 最高です!」
*バドミントン・マガジン 2004年8月号
「五輪日本代表インタビュー」
いざアテネへ!
*バドミントン・マガジン
2003年〜2004年の各号 ほか
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