8月23日(月)〜29日(日)、フランスのパリで開催の『世界選手権 2010』(BWF World Championships 2010 BWFレベル1大会)。 中国が5種目制覇を果たしました。
64選手が参戦した 男子シングルス では、山田和司選手が、日本選手として、この種目、30年ぶりにベスト8に入ったとのこと! 2010年34週 8月26日付け BWFランキング WR32位の山田選手は、2回戦、第16シードの ウォン・チューハン選手(WR22位 マレーシア)をファイナル、18本で撃破! 世界23位の ディッキー・パルヤマ選手(オランダ)もファイナルで下し、第2シードのピーター・ゲード選手(WR2位 デンマーク)にも 第1ゲーム 19本と健闘しました。立派ですね!
優勝は、第4シードの チェン・ジン選手(2010年35週 9月2日付け BWFランキング WR3位)。昨年の王者、リン・ダン選手(WR5位 中国)がベスト8で消えたあと、銀から金メダルへのステップを ついに上がりました。
準々決勝で、第1シードの リー・チョンウェイ選手(WR1位 マレーシア)を倒した タウフィック・ヒダヤット選手(WR4位 インドネシア)が、銀メダル。3位には、リン・ダン選手を破った パク・スンハン選手(WR12位 韓国)と ピーター・ゲード選手(WR2位 デンマーク)が入りました。
48選手が参戦した 女子シングルス では、廣瀬栄理子選手(WR10位)が、世界ランキング1位の ワン・イーハン選手(中国)を倒す殊勲! 目標としたメダルは、同じ中国のワン・リン選手(WR13位)に阻まれましたが、輝く笑顔の成果を上げられました。後藤 愛選手(WR22位)は、やはり中国の第3シード、ワン・シン選手(WR3位)に 13本、13本で敗れ、ベスト16でした。
優勝は、ワン・リン選手(第7シード WR6位)。決勝では、ワン・シン選手(第3シード WR2位)を ファイナル 13本で倒し、昨年の3位から うれしい頂点に立ちました。
名字の変わった ティーネ・バウン選手(前ラスムセン WR5位 デンマーク)と ワン・シーシェン選手(WR4位 中国)が今年の3位です。
47ペアがエントリーの 女子ダブルス では、第5シードを得た 前田美順/末綱聡子ペア(WR4位)が、中国の チェン・シュー/チャオ・ユンレイ ペア(WR6位 第4シード)に敗れ、ベスト8。 藤井瑞希/垣岩令佳ペア(WR7位)、松尾静香/内藤真実ペア(WR15位)は、いずれも中国のシードペアに敗れて、ベスト16。
優勝は、昨年3位の ユー・ヤン/ズー・ジン ペア(WR2位)。第1シードの マー・ジン/ワン・シャオリ ペア(WR1位 中国)との決勝を含め、すべてストレート勝ちでした。
昨年、銀メダルの チェン・シュー/ツァオ・ユンレイ ペア(WR5位 中国)と、先輩に鍛えられて臨んだ、韓国の ハ・ジュンウン/キム・ミンジュン ペア(第6シード WR34位)が、3位でした。
48ペアがエントリーの 男子ダブルス、第11シードの 橋本博且/平田典靖ペア(WR10位)は、シンガポールやインドネシアのスーパーシリーズを征した 中華台北の ファン・チェミン/リー・シェンム ペア(WR4位)に敗れ、ベスト16でした。
優勝は、しばらく国外試合から遠ざかっていた フ・ハイフェン/カイ・ユン ペア(第5シード WR14位)。決勝では、第1シードのマレーシア、クー・ケンケット/タン・ブンフォン ペア(WR1位)を ファイナル 14本で破り、2連覇、3度目のタイトルです。
3位は、やはり中国の グオ・ツェンドン/シュー・チェン ペア(WR4位)と、インドネシアの マルキス・キド/ヘンドラ・セティアワン ペア(WR2位)です。
混合ダブルス優勝は、やはり、久しぶりに登場のマー・ジン/ツェン・ボー ペア(第8シード WR21位)。銀メダルは、ユー・ヤン/ヘ・ハンビン ペア(第6シード WR8位)。どちらも、準々決勝、第1、第2シードをストレートで倒しています。
3位は、韓国の ハ・ジュンウン/コ・スンヒュン ペア(第12シード WR6位)と 中華台北の チェン・ ユーチン/リー・シェンム ペア(第16シード WR10位)。この種目も、番狂わせが注目されました。 |