|
アテネ五輪バドミントン男子シングルス日本代表
佐藤翔治選手
(2004.07.09)
|
|
2004年5月6日、アテネ五輪男子シングルス日本代表と発表された佐藤翔治選手の2003年5月1日から2004年4月30日までの出場権獲得チャレンジをまとめてみます。世界ランキング(WR)は、2004年5月1日付け。 |
グレード |
大会名 |
他国五輪代表予定選手との対戦結果1 |
大会最終日 |
成績 |
他国五輪代表予定選手との対戦結果2 |
A |
ウェストオーストラリア国際2003 |
|
2003.07.06 |
ベスト8(WR27へ) |
|
A |
ワイカト国際2003 |
山田英孝(日本 WR26)10-15 8-15 |
2003.06.29 |
ベスト4(WR30へ) |
|
高度成長期に多くの愛好者を増やした日本のバドミントン。現在では、その子供たちや孫に当たる青少年も、家庭や地域で先人たちの影響を受け、クラブや学校で、楽しく取り組んでいます。
数あるスポーツ競技団体の中でも、小学生から社会人、シニアに至るまで、各年代対象の大会が充実し、特にジュニア選手強化の体勢が非常に評価されている昨今のバドミントン競技ですが、その状況を代表する選手のひとりが、佐藤翔治
選手です。
父母と姉がバドミントン競技者で、自身は、小学校、中学校、高校、学生、そして昨年2003年には、ついに全日本総合選手権のタイトルをつかみ取り、各世代全日本大会
全制覇の初代バドミントン選手となりました。
1982年9月19日、東京都生まれ。東京都 小平ジュニアバドミントンクラブで指導を受け、東京都 上水中学校、東京都 関東第一高校、東京富士大学短大学部を経て、MMGアローズ所属の21才(アテネ五輪開催時)。右利き。五輪初出場。
国内でのシングルスの戦績は、主なものだけでも、全国小学生選手権大会、全国中学校大会優勝。全日本ジュニア選手権大会ジュニア新人の部優勝。1年時、全国高等学校選抜選手権大会優勝。2年〜3年時、全国高等学校選手権大会優勝。2年時、全日本学生大会優勝。社会人1年目の2003年、全日本総合選手権大会優勝。日本ランキングサーキット2004優勝など。
トマス杯2002予選日本代表。東京運動記者クラブ バドミントン分科会 2003年度最優秀選手受賞。トマス杯2004日本代表。
ジュニアの時代から世界を転戦し、五輪レースでは、Aグレードの大会で優勝を重ね、世界ランキングを上げました。スピードと細やかな技術で、格上のビックスターにもひるまず挑んでいく姿勢は、ウォン・チューハン選手、ロスリン・ハシム選手を破るなど、金星を呼び込む芽が多く、期待されています。
コツコツと、ただひたすら、一直線に進んでいく日本バドミントンのプリンスが、世界でどう羽ばたくのか。見つめないわけには、いきません。
【関連リンク・参考文献】
*日本バドミントン協会
アテネオリンピック情報のサイト
佐藤翔治選手
*国際バドミントン連盟のサイト
World Badminton
Online
Latest
Results のサイト
*『Badminton Academy』
『スーパープレーヤーの出現』
佐藤翔治選手のプレーについて。
*『岩手日報』『岩手のニュース』2004年6月5日付け
『東山町からエール 五輪代表の孫に』
祖父母や地域の方々が佐藤選手について語る。
*小平ジュニアバドミントンクラブ
佐藤選手が通った小学生のためのバドミントンクラブ
*バドミントン情報 from 京都
全日本の大会の結果情報ならこちら。
見やすく充実の内容がうれしい。
*バドミントン・マガジン 1999年6月号
「二世の時代」
佐藤一家
*バドミントン・マガジン 1999年7月号
「クラブ訪問 小平ジュニア」
シャトルは昔から水鳥を使っています。
*バドミントン・マガジン 2002年4月号
「ワールドランカー名鑑」
佐藤翔治
*バドミントン・マガジン 2003年6月号
好敵手ストーリー 佐藤翔治&佐々木 翔
*バドミントン・マガジン 2004年1月号
「ALL JAPAN の風景」MS優勝インタビュー
佐藤翔治
*バドミントン・マガジン 2004年4月号
「ワールドランカー名鑑」
佐藤翔治
*バドミントン・マガジン 2004年6月号
「アテネ五輪代表決定」勝負はこれから!
*バドミントン・マガジン
2003年〜2004年の各号 ほか
|
|
|