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アテネ五輪バドミントン混合ダブルス日本代表
大束忠司/山本静香ペア
(2004.06.04)
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2004年5月6日、アテネ五輪混合ダブルス日本代表と発表された大束忠司/山本静香ペアの2003年5月1日から2004年4月30日までの出場権獲得チャレンジをまとめてみます。世界ランキング(WR)は、2004年5月1日付け。 |
グレード |
大会名 |
他国五輪代表予定ペアとの対戦結果1 |
大会最終日 |
成績 |
他国五輪代表予定ペアとの対戦結果2 |
バドミントンは、上流社会の社交として親しまれた時代から混合ダブルスが行われてきた経緯があります。今では、パワーとスピードで後方から打ち込む男子、前方でシャトルを止め、相手に下手でしか取れない返球をすることで自チームの有利な状況を演出する女子と、それぞれの長所を活かして戦うスリリングな展開が、他の種目とは、また違った観戦の楽しさを教えてくれます。
大束忠司選手は、1978年4月30日、長崎県生まれ。長崎県
大浦中学校、熊本県 八代東高校、日本体育大学を経て、トナミ運輸バドミントン部所属の26才(アテネ五輪開催時)。右利き。アテネ五輪強化指定選手。五輪初出場。
国内でのおもな戦績は、3年時、全国中学校大会シングルス優勝。3年時、全国高等学校男子ダブルス優勝。1年時、全日本学生大会シングルス優勝。以降、舛田圭太選手と組んだ男子ダブルスで
同2年〜3年時、全日本総合選手権大会2連覇。同2年〜4年時、全日本学生大会3連覇。同4年時、全日本学生大会シングルス優勝。社会人1年目の2001年〜2002年、全日本社会人選手権大会男子ダブルス2連覇。2002年〜2003年、全日本総合選手権大会男子ダブルス2連覇など。(混合ダブルスについては、下記参照。)
仲間と楽しむお酒やカラオケ、そして映画も好き。
山本静香選手は、1975年12月5日、大阪府生まれ。大阪府
瓜破西中学校、千葉県 常総学院高校、ヤマハ、コスモ石油堺、三協アルミバドミントン部を経て、ヨネックスバドミントン部所属の28才(アテネ五輪開催時)。左利き。五輪初出場。
国内でのおもな戦績は、山田せい子選手と組んだ女子ダブルスで 2000年、2003年、全日本総合選手権大会優勝。2001年、全日本社会人選手権大会優勝。(混合ダブルスについては、下記参照。)
2001年のバドミントンマガジンでは、映画も歌も苦手と答えている。でも、ビールが好きみたい。
ふたりは、2002年の春から正式にペアを組むようになり、国際大会にチャレンジ。早速、全英オープン、台湾オープンでベスト8に入りました。その年の全日本社会人選手権大会優勝。続く全日本総合選手権大会優勝では、インタビューに答える時、ふたりに距離を感じさせる様子もありましたが、連覇を達成した2003年全日本総合では、息のあった、信頼を共有するペアに進化した戦いぶりでした。
アテネでは、混合ダブルス初出場の日本代表として、大きな期待を背負います。揺るがない気持とペアを活かす心は、どちらもばっちり。左右後方からの力強い忠司選手の攻撃と、細やかな静香選手の前衛。攻めきってメダルにチャレンジして下さい!
【関連リンク・参考文献】
*日本バドミントン協会
アテネオリンピック情報のサイト
大束忠司選手
山本静香選手
*国際バドミントン連盟のサイト
World Badminton
Online
Latest
Results のサイト
*バドミントン情報 from 京都
全日本の大会の結果情報ならこちら。
見やすく充実の内容がうれしい。
*バドミントン・マガジン 2001年11月号
「アスリートの履歴書 7」
山本静香
*バドミントン・マガジン 2002年10月号
「アスリートの履歴書 18」
大束忠司
*バドミントン・マガジン 2003年4月号
舛田圭太&大束忠司 スペシャルインタビュー
*バドミントン・マガジン 2003年5月号
「へそ曲がり CUT! 13回」長谷川 博幸 尚美学園大監督
混合ダブルスについてのコラム
*バドミントン・マガジン
2003年〜2004年の各号 ほか
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