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バドミントンをしたい、見たい、応援したい、知りたいみんなの案内所 |
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あなたは、どんなふうにバドミントンに出会いましたか。中学校や高校の部活動でバドミントンを選択したという方が、一番多いのでしょうか。大人になってからバドミントンの魅力に引き込まれたという方は、職場のクラブや子どものPTAサークルに誘われたり、パートナーがしていたからというようなきっかけがあったのでしょうね。 子供たちの習い事調べなどを見ると、地域によってちがうかもしれませんが、サッカーや野球のクラブに入っている子どもがたくさんいるようです。シーズン中は、毎日のようにテレビ放送があり、プロ選手たちの華やかな活躍でファンも多いので、家族の話題にもよくのぼり、親子ともに関心が高そうですね。 バドミントンの場合、「気付いたら、たびたび体育館にいた」という子供たちが、夢中になってる大人に引き込まれるように競技を始め、指導者を得て、小学生の大会に出たり、ジュニアの選手として伸びていくケースが稀ではないようです。シドニーオリンピック日本代表松田治子選手の場合も、お母さんが通いだしたバドミントンサークルについていって、バドミントンに出会ったということです。 出産や育児で社会から隔離されがちなお母さんが、仲間同士で子どもの世話をしながらコートに立つと、下ばかり見る暮らしから離れて、肩こりも改善するし、何年ぶりでこんなに笑ったかしらと思うほど楽しかったりします。また頑張ろうって思えるし、明るく楽しい自分にきっと戻れます。試合に出ることは無理かもしれないけど、それでもシャトルを打てることの意味は、想像以上に大きいと思います。 選手層の拡大と選手強化に加えて、育児支援のためにもぜひ、体育館の増設と保育ルーム、できれば託児施設の併設をお願いしたいです。幼児と母親にとって、練習中は、子供たちが安全に過ごせるし、試合観戦の時には、幼児の声を気にすることなく、選手のプレーに熱中できます。母親にとってたった数年でも、その間、仲間と豊かな時間を持てれば、それが財産となって地域のバドミントンをささえる力になるでしょう。 子育て中は、家でおとなしくという意見もありますが、生き生きとした父母に育てられた子供たちが、やがて次世代の日本のバドミントンを引っ張っていってくれることを、私は期待したいです。
【関連リンク・参考書籍】 *バドミントンマガジン 1999年1月号 P.16 *コープこうべ生活文化講座バドミントン(神戸市) |
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